「ずく」出せ
税理士のひとりごと
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| 南アルプスＮＯ５最終編 |
| １週間前ノ１３日にスタートした南アルプス縦走。報告も今日が最後です。 １６日の朝、聖平小屋から見える偃松尾山（右）と生木割山（左）です。  ゆっくりと朝がやってきます。 最終日は急ぐことはないので、すべてがノンビリしてしまって・・・。とはいっても、聖平小屋から便ヶ島までの下山は、標高差１５００メートルはあります。 このようなお花畑を抜け、別れを惜しみながら西沢渡を目指します。  西沢渡は西沢を渡渉しなくてはなりません。ここでは橋が架かっていますが、荷物用の頑丈なロープウェイも設置されています。  前夜、小屋で一緒だった登山者が、このロープウェイに乗って西沢渡を通過した、といっていたので、自分も荷物になったつもりでこのロープウェイに乗っかりました。 ロープを自分で引っ張って向こう岸に移動します。これから聖岳を目指すという登山者が、ロープを引っ張るのを手伝ってくれました。こうしたところでの、ちょっとした連帯感。嬉しいものです。  水量が多く、しかし一応橋が設置されています。後からやってきたパーティは、高所恐怖症だからと、この橋を渡っていました。  ここから３０分弱で便ヶ島に到着。４日間天気に恵まれた夏山登山は、これで終了です。 夏山といっても、やはり南アルプスは登山者が少なく、静かな山歩きが楽しめました。その場所に立ち尽くして、刻々と変わる山々の表情に感激し、そこでしか感じることのできない空気や風にも感動し、また多くの花々に出会ったこと・・、こうしたことも恵みと思っています。 非日常の４日間は夢のようでした。でもそうした４日間があったからこそ、こうして日常生活を送っていけるのだと思っています。 |
06:19, Saturday, Aug 20, 2011 ¦ 固定リンク