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初日の13日は、三伏峠から烏帽子岳を経由して小河内岳非難小屋を目指します。 出足は快調。重い荷物も気になりません。三伏峠手前の水場で、3リットルの水を確保。翌日の行動用の水も合わせて5リットル背負っています。 肩にグッときますが、小河内岳の姿そしてその向こうに荒川岳が見えたときは、今日の行程はもうすぐ!と嬉しかった。翌日登る予定の山が見えると、気持ちにゆとりが出てきます。
小河内岳とその奥に見えるのが荒川三山のうちの悪沢岳。
小河内岳非難小屋でのことは、昨日のとおりです。
さて14日の夜明け。
気持のいい空気に包まれた小屋の外からは、なかなか見ることのできない山々の頂に、時間はゆっくりと過ぎていきます。
甲斐駒ヶ岳と千丈岳です。これも夜明け前の姿。
いよいよご来光です。蝙蝠岳の肩から昇りました。2年前に塩見岳から蝙蝠岳に足を伸ばしたことを思い出します。その蝙蝠岳からのご来光は感激です。
振り返れば、これから登る山々が。右のギザギザが大沢岳。中央に兎岳、その左が悪沢岳です。
いつまでも向かい合っていたいこの自然。しかし14日の行程は12時間。陽があがると同時に非難小屋を出発しました。2日目のスタートです。 2日目は、小河内岳〜大日影山〜板屋岳〜荒川岳(前岳〜中岳〜悪沢岳をピストン)〜小赤石岳〜赤石岳〜赤石岳非難小屋です。
大日影山〜仮屋岳は順調に通過します。小河内岳の雄姿が綺麗に見えます。
そして嬉しいことに、一晩お世話になった非難小屋も。
しばらくは小河内岳と非難小屋に見守られながら歩き続けました。
板屋岳を過ぎると、このような崩壊地が。要注意ですが、いずれは長い年月の間に、この山も崩れ去ってしまうのでしょう。
15日に登る予定の大沢岳と兎岳も見えてきました。心が弾みます。
高山裏非難小屋を過ぎて、ちょっとした鎖場。やがて荒川三山の前岳山頂へ。
山頂からは、中岳と悪沢岳がしっかりと見えます。感激。南アルプスの深い懐に抱かれたピークに立てるのかと思うと、気持も逸ります。
左のピークが中岳。右が悪沢岳です。
中岳山頂。
中岳非難小屋と悪沢岳です。ここまで来るともう一息。
非難小屋に荷物をデポして、悪沢岳を目指します。1時間弱で山頂に。
山頂標識には「荒川東岳」となっていますが、別名悪沢岳。日本百名山にも数えられています。 悪沢岳は、深田久弥氏がこの呼び名にこだわったそうです。3000メートルのハードな縦走、そして慎重に足運びが必要な所も何ヶ所かあるからとのこと。
素晴らしい時を送っています。 |
04:23, Wednesday, Aug 17, 2011 ¦ 固定リンク
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