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落語家の桂才賀氏は、少年院篤志面接委員でもあります。 先週、才賀氏の講演を聴く機会があり、その際に才賀氏の「篤面」の活動を知りました。才賀氏は『落語家の桂〜は、沢山いるから(47人だっけ?)才賀と呼んでほしい。』と言っていました。「才賀です。」と・・。
講演では、少年院に入っている少年たちとのやり取りや、少年たちの心情について話をしてくださいました。そうした内容が「子供を叱れない大人たちへ」という本で出版されています。 少年院の子供たちから親・教師へのメッセージが、そしてそうした子供たちと接してる才賀氏の想いが込めらています。
才賀氏は講演でも言っていました。
『怒ることと叱ることの違い。怒りは、自分を弁護しようとする心理。「お前は、お父さんがこんなに怒るほど悪いことをした。お父さんに悪いと思わないのか。」と感情的に、自分の子供をやっつけたい、自分を守るために子供を怒る。子供は傷つくか敵意を持つばかり。』
『叱るは、子供をいさめること。子供が、自分の言葉をどう受け止めるかを考えた上で、子供を正しい方向に導く。これが叱るということ。子供と正面から向かい合い、子供をしっかりと理解する。気まぐれで叱ることはできない。』
『怒ると叱るの区別ができない。今の親は、怒るのはとても上手だが、叱るのはとても下手です。』
今でこそ、自分は息子に対して叱る(怒る?)ことは無くなりましたが、過去においてどうだったろうか・・と、才賀氏の話を聴きながら思い起こしてました。感情的にものを言って、息子が怯えたこともあった・・なんてことも。そんな時は、いつも父親が間に入っていました。我が家の場合です。
「子供を叱れない大人たちへ」は「子供を怒る大人たちへ」のメッセージでもあります。 嬉しかった母さん(おやじ)の一言、悲しかった母さん(父さん)の一言、一言一言がグッときます。
『母さんが働いていたから、テレビばかりを見ていたけれど、テレビより母さんのそばにいたかった。』 『照れくさいけど言ってみたい、母さん大好き。』 『小さいころからずっと寂しかった。』 (以上、「子供を叱れない大人たちへ」より)
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04:42, Tuesday, Aug 09, 2011 ¦ 固定リンク
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