← |
2024年11月 |
→ |
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
|
|
|
|
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
|
28 |
29 |
30 |
|
「いのちの代償、山岳史上最大級の遭難事故の全貌」(川嶋康男著)を読みました。 これは1962年12月、北海道学芸大学山岳部のパーティ11名の大雪山の遭難事故の記録です。一人生き残ったリーダーの野呂幸司氏の苦悶も書かれています。その野呂氏が出会った長谷川恒夫氏の言葉。
「何もしないで、ただ会社行って、夜帰ってきて、ビールでも飲みながらナイター見て、風呂に入って寝て、また翌日会社に行って・・・・っていうのって、そんなに難しいことじゃないよね。ただ『生きている』だけだもの。自分の人生を『生き抜こう』と思ったら、楽しいことがあるよ。生き抜くことは冒険だから、冒険ていうことはさ、危険も伴うし、命を落とすこともあるかもしれない。でもさ、逆にそれだけ、楽しいこともあると思うんだ。アドベンチャーなんだから。」
『生き抜こう』ってなんと素晴らしい。ただ生きているとは違う、力強さを感じます。 野呂氏も『生き抜いて』います。つまり『最善を尽くして人生を全うせよ』の精神です。
久々に感動した言葉です。
|
02:44, Sunday, Jul 31, 2011 ¦ 固定リンク
|
|