税理士会長野支部の大澤加吉会員の葬儀が、しめやかに執り行われました。大澤会員は、11日地震が来る直前に亡くなりました。
「人には役割がある。大澤さんの魂は、地震で亡くなった方々の魂を先導して、仏の身元にいったのです。」というご住職の一言に、生前の大澤会員の優しげな表情を思い出しました。 発病して約半年の命でした。税理士会定例会には、きちんと出席され、お声掛けした時の柔和な姿が忘れられません。
かなしみの水瓶(すいびょう)を ゆらす仏ゐて 白雪(しらゆき)降りて 君の立つ朝 大澤加吉葬儀にて 3月16日 有海尼
これは葬儀の朝、ご住職が目覚めと共に詠まれた歌です。 大澤会員に、一人ひとりが想いをこめて、お別れをさせていただきました。心に残る葬儀でした。 |