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税理士会長野支部の平林会員のご母堂様が亡くなられ、10日に葬儀が執り行われました。 豊科で行われた告別式は、大勢の参列者の涙を誘うものがありました。
葬儀の長野方式と違うのは、立悔みといっても最初から最後まで葬儀に参加します。会場には、一人一人椅子が用意され、全員が最後まで故人を見送ります。 弔辞も、予め依頼されている人以外に、想いのある人はその場で読み上げます。今回は、故人のお孫さんがお別れの言葉と、アルト・サックスによる演奏を捧げていました。
お寺さんの説話も、この告別式の中でしてくださいます。 「誰もがいつかは死を迎える。」という一言が残りました。
故人は大変手先が器用で、木目込人形を手掛けたり、水彩画を描いたりしていたそうです。蕎麦打ちの名人で、近年では、家族みんなに蕎麦打ちを教えてくれたそうです。旅行もたくさんして、家族とともに思い出作りをしたそうです。 こうした故人の、今まで生きて得てきたものを、家族に残しながら天に帰って行く時を迎えたことに、胸が一杯でした。
過去において、故人とは一度もお会いすることがありませんでしたが、最後に、こうした形でほんの少し故人の人生にふれ合えることは、私にも多くのものを残してもらいました。 「いつかは迎える死」にどのように向かい合っていくか・・・。 |
05:07, Friday, Mar 11, 2011 ¦ 固定リンク
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