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事務所の近所で独居生活をしているMさんは96歳です。何年か前からMさんの確定申告を請け負っています。その関係で時々様子伺いをしていますが、久しぶりに電話で声掛けをしました。 Mさんは96歳とは思えない、とてもしっかりした方です。そして話の中には、必ず教養がにじみ出る内容が、最低一つはあります。
「ご無沙汰しちゃいましたけれど、お元気ですか?」 「元気だよ。今年の八十八夜で97歳になる。八十八夜はいつだか知っているかい?」
明るい声で電話に出たMさんは、ますますお元気の様子。今回は、八十八夜の話になりました。 2月3日は節分です。この日は季節を分ける日。この節分の翌日の立春から数えて88日目が八十八夜。つまり5月2日です。
「小学生になると必ず歌う、夏も近づく八十八夜〜ってあるよね。」と電話口で歌ってくれました。
Mさんの家の庭には、時季になると福寿草がたくさん咲きます。その後は芝桜です。それは見事!季節季節に、親しい方たちがそれらの花を見に訪問してくれます。そのことも楽しみにしているMさん。
「福寿草が咲いたら連絡するから、お茶飲みに来てね。」 Mさんの嬉しそうな声が、いつまでも耳に残りました。 |
05:15, Tuesday, Mar 01, 2011 ¦ 固定リンク
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