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いい天気の日の休日の仕事は、気分的にちょっと辛い・・ものがあります。執務室の部屋のブラインドを全て下げて、外が見えないようにして仕事をする自分は、なんて健気なんだろうかと・・。 Y専務理事にメールを出したら、直ぐ返事がきたということは、彼も仕事をしているということ。この時期結構日曜出勤をしているんだなあ〜、と励み(?)になって仕事を続けました。
新潟県の親不知から朝日岳手前の吹上のコルまでを栂海新道(つがみしんどう)といいます。1894年にウェストンが白馬岳登山の際に親不知を訪れ、親不知が北アルプスの起点だとしました。 この登山道を拓いたのが「さわがに山岳会」です。その涙と汗の結晶は、現在多くの登山者たちによって共有されています。
「栂海新道を拓く。夢の従装路にかけた青春」という本が出版されました。 著者は小野健さんで、過去に出版した「山族野郎の青春」を加筆したものとなっています。 日本山岳会の会報誌でこの本のこと知り、早速購入しました。 事務所にこの本が届いていたので、目につかないところにおいての仕事。予定の仕事を終了させ、本を開きたいのを我慢して帰宅しました。 自室にこもって開いた本の1ページ。そこには熱き想いが!1969年の初代「栂海山荘」の写真がまず載っていますが、これを見ただけで胸が一杯です。人力で荷揚げした資材。 今当たり前のように山小屋を利用しますが、また当たり前のように付いている登山道を歩きますが、その当たり前を考えさせられる本です。
昨年歩こうと思ってチャンスがなかった栂海新道。この本に書かれていることを心にとめて、今年こそはこの栂海新道を歩いてみたいと思っています。
その前に、確定申告期を乗り越えなければ! |
04:51, Monday, Feb 28, 2011 ¦ 固定リンク
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