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日本点字図書館の「日点みんなの集い」の招待状をいただき出席させていただきました。 これは、日点の活動に貢献した人に対して贈られる「野路菊賞」の表彰、随筆随想コンクールの表彰、永年奉仕をしてくれた人のうち勇退社に対しての感謝状の贈呈が行われます。 今回特別に招待状をいただいたのは、この式典に皇后陛下が出席され、式典終了後に皇后陛下とのご懇談の時が設けられたからです。 いつもはこの「日点みんなの集い」は大勢の関係者で開催されますが、今回は、皇后陛下と過ごす時間が設けられたため、選ばれた60名ほどの集まりになりました。
「野路菊賞」を受賞されたくつなさちこさんは、18万ページもの点字資料を点訳なさいました。 今回の勇退者は32人です。皆さん、この図書館において視覚障害者のために奉仕をしてくださっていた方たちです。 随筆随想コンクールでは、3名の方が優秀賞をとりました。長野県の広沢里枝子さんの作品「朱色のランドセル」が、朗読奉仕によって披露されましたが、視覚に障害を持ちながらも自分自身を見つめながら生きて行く姿に心打たれました。 今私の手元には、受賞した3つの作品があります。其々光っています。
この式典に皇后陛下は、常に優しいまなざしで臨んでいらっしゃいました。その後の懇談では、一人ひとりに笑顔で話しかけられ、その空間が一瞬ベールで包まれたような・・・笑顔と優しいそれでいて凛とした声にも、恵みをいただいた気がします。 限られた時間の中で、もっともっとお話ししたい・・という想いを残しながら立ち去る皇后陛下の後ろ姿にも、そこに集った私たちの心は浄化されました。 誰かが言っていました。「日本人の母・・なんだよね」 |
05:22, Monday, Nov 29, 2010 ¦ 固定リンク
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