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少なくとも私は思い入れのある人とは一緒に歩んでいる気持ちが深い・・と思っています。一人を亡くすということは、自分の身内を亡くしたと同じだけの悲しみに陥ります。遺族も悲しみと戸惑いがしばらく続いて、何をどうしたらよいか混乱しています。 そんな時、その人が亡くなった翌日に保険会社から連絡がありました。 「手続きをしてくれればすぐ保険金を支払います。」 何が、どんな意図があって、その保険会社はまだ通夜と葬儀の準備をしている最中に、そのような連絡をよこしたのか・・。不信感が一杯になりました。
ある人が亡くなって初七日が過ぎないうちに、ある所からDMが届きました。 「相続の手続きの手伝いをします。」 遺族もビックリです。そしてその不快感に、悲しみが更に増しました。
「命」を商品として扱われたような気がしてなりません。保険金の手続きも、相続の手続きも、あたかも直ぐに行わないと無効になってしまうような煽り方。保険会社もDMを発送した人も仕事でやっているのでしょうが、余りにも仕事に忠実しすぎませんか。
一人の人が亡くなり、相続の手続きするために、いろいろな方が事務所を訪ねてきます。相続の手続きで初めてお会いする人もいます。そんな時、スタートは亡くなった方の歩んだ人生の話です。遺族の方と想いを一つにすることから始めます。 「命」は商品でないこと・・を改めて考えさせられました。 |
04:39, Tuesday, Nov 09, 2010 ¦ 固定リンク
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