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全国医療法人経営セミナー
 全国医療法人経営セミナーが軽井沢で開催されました。講演会、シンポジウム、討論会と1日充実したセミナーだったようです。
 講演では、今後の医療経営に参考になる内容で、二人のドクターとK大学の教授の三人が50分ずつの持ち時間を担当。その内容の一部を紹介します。

 長野市にあるY病院の前身は、医療法人が経営するA病院です。
 A病院は昭和49年に開設された消化器外科単科病院で、現院長は前院長の後を引き継ぎ、前院長亡き後は理事長に就任しました。当時は、胃潰瘍については胃切除が第一選択で、消化管の検査は、バリウムを用いたX線検査が主体だったそうです。
 
 昭和58年から60年ごろに潰傷治療が大きく変化したのは、内視鏡検査が普及したことです。そうなると消化器外科単科病院としてのA病院は、手術件数も減少し、内視鏡検査件数も頭打ち。そこで内科を併設し、更に消化管を中心とした人間ドックを始めました。
 予防医学に目を向けたということです。
 現在においても、この健康診断事業は重要な病院の仕事の柱となってりますし、受診者もリピーターが多く、また新規受診者も増えています。
 
 平成6年に長野市民病院が新設されましたが、それを機会にA病院の存在価値と経営理念を根本から考え直すきっかけとなりました。
 当時のA病院のかかえる問題点も多々あり、それを検討する中、改善策案を策定し、実現に及んでいます。
 それは、治療の必要のなくなった高齢者を退院してもらい、その高齢者を受け入れるために、終の棲家となる特別養護老人ホームを病院隣接に都市型施設として設立したのです。社会福祉法人の認可を受けています。
 その他、軽費老人ホームであるケアハウス、風光明媚な地域に特別養護老人ホームやおんせんリハビリセンター等々も開設しています。
 
 これは、A病院を急性期医療の中心として考え、急性期治療や回復期リハビリテーションの終了した患者が在宅に戻れない場合など、行き場のない高齢者を保護することを目標としています。こうして2輪車で動き、初めて医療に専念したA病院を運営できることになったのです。

 しかし築30年以上経った病院の建物は、全面改修が必要になってきました。病院新築が必要とする時がやってきたのです。

 医療と福祉を切り離さずに運営することは、大きな社会益につながることは間違いありません。現在の事業全体を検討してみると、公益性が高いだけに社会福祉法人に一元化することがベストであるという結論に達し、医療法人の事業を社会福祉法人へ譲渡しました。

 平成21年9月新病院が完成し、社会福祉法人が経営する新生「Y病院」としてスタートを切っております。また、旧病院の建物は、ショートステイとして改築し、平成22年8月にスタートしました。
 地域医療と福祉のために、ここの職員も、夢と希望を持って奉仕の精神で働いています。

 福祉と医療が合体した経営を社会福祉法人が行っているのは、全国でも珍しいケースです。
 
16:44, Sunday, Oct 31, 2010 ¦ 固定リンク

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