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10月から正職員になった若い男性がいます。専門学校で税法等を勉強してきた輩です。
わが事務所は、毎月10日が給与支払日。事務所から給与を支給されると、感謝の気持ちを私に伝えてくれる職員が結構います。労働の対価として、給与を支給されることは当然ですが、それを当たり前のこととせずに感謝の意を込めての一言は、経営者にとっても張り合いです。
正職員になったMさんも、突然（？）私の部屋にやってきて「給料を有難うございました。」と言ってくれました。
その際に聞いた話です。
初給料は3か月前。給料をもらうようになってからは、毎月食費を両親に渡しているそうです。そして、初給料では、祖父母、両親、妹夫婦と義母の7人を食事に招待したそうです。
記念品をみんなに贈るより、みんなで食事をして楽しんだほうがいいと、若いMさんは考えて実行したそうです。特に祖父母は大喜びだったとのこと。
その場の雰囲気が伝わってきて、とても嬉しく思いました。また社会人として成長したMさんのご両親の想いは、来春、社会人になる息子を持つ私自身の想いと重なってしまいます。
自分自身の考えをしっかりと持ち、礼儀をわきまえ、社会人になったら、まず仕事を覚えることが優先となりましょうが、社会に貢献するということを念頭に、若い人たちに頑張ってほしいと思っています。
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08:36, Wednesday, Oct 13, 2010 ¦ 固定リンク
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