法人会での視察先は、「カクキュー八丁味噌工場」でした。 本社建物は国の登録文化財になっています。
そして資料館の建物は、明治40年にできた、発行の場を兼ねた仕込み用の蔵を改造してあり、この建物も国の重要文化財に指定されたそうです。
資料館の中には、大豆を蒸す場面、仕込み作業の様子が実物で展示され、味噌球を発酵させる桶・樽コーナーでは、正に職人技といわれる石積が見事になされていました。 聞くところによると、この石積は単に石を積み上げてあるだけで、セメント等で固めてあるわけでない・・、しかし地震が来ても決して崩れないように職人技で積み上げてあるそうです。
代々受け継がれてきた味噌づくりの伝統。徳川家康生誕の岡崎城より西へ八丁離れた八丁村で、味噌の仕込みを始めたのが、八丁味噌の起こりで、現在は19代。 明治25年には宮内庁への納品が始まったそうです。 |