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船窪小屋から向かうコースは、船窪岳〜不動岳〜南沢岳〜烏帽子岳〜前烏帽子岳〜ひょうたん池近くのテント場です。 船窪小屋からの鐘の音が聞こえなくなると、眼の前に現れるのが針ノ木岳と蓮華岳。20年ぐらい前に歩いたこれらの山を南側から眺め、北アルプス3大雪渓を登ったことを思い出します。
左のピークが針ノ木岳で右が蓮華岳。真ん中の鞍部が針ノ木峠です。 晴れ渡っていた空も、いつしか雲が広がり、ちょっと日差しが恋しくなることも。けれど空気が澄んでいるので、遠方の山々がはっきり確認できます。
今日のコースは、アップダウンが激しく、それだけの体力との勝負です。 出会ったマツムシソウに心和み、けれど山はもう秋・・の気配を感じ、なんか急き立てられるような想いに足を運びました。
船窪岳まで小屋から1時間弱。 山頂から見えた北葛岳は、ピラミッド型をしていてかっこいい。蓮華岳から繋がる北葛岳を経由して船窪小屋まで歩きたいコースです。そしてまた、船窪小屋のお父さんとお母さんに会いに行きたいという想いも深まります。
道はよく整備されていて大変歩きやすい。ハシゴやワイヤーの連続も、ちょっと緊張感を持っての楽しさがあります。不動沢側は崩壊が激しく、何百年か先にはこのルートは失ってしまうのではないかと思わせるくらい。 下方に高瀬ダム、そして上に眺むるは北アルプスの稜線。丸山新道から表銀座縦走コースです。
誰にも行き会わず順調に足を運んでいると、烏帽子岳のテン場からやってきた若者二人とすれ違いました。 「こんにちは」というさわやかな声と笑顔に背中を押されます。
樹林帯から抜け稜線を歩いていると、遠くに船窪小屋がはっきり見え出し、これまた勇気づけられます。そして小屋の前で、ニコニコしながら手を振ってくれているお父さんとお母さんの姿が見えるような・・。 船窪小屋のように、その時の出会いとその深さが、山歩きの楽しさと自然や自分との対話を深めてくれるものだと・・だからやめられないんだと思っています。
不動岳には10:03着。船窪小屋から4時間かかりました。 |
06:48, Sunday, Aug 15, 2010 ¦ 固定リンク
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