「ずく」出せ
税理士のひとりごと
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| 鋸岳 |
| ２０年ほど前に仙丈岳を登るため北沢峠をバスで行った時、バスの車内案内で、女性が横たわってるように見える山は鋸岳です・・と聞いて以来、自分には到底登ることのできない山だと思っていました。 鋸岳という、聞いただけでも怖そうな・・・そして岩稜が続く山のイメージから、眺めるだけの山でした。 きっかけは、どこの山だったか出会った単独行の登山者から、日帰で鋸岳を登ったと聞いたことでした。いつか登ってみたいという気持ちが、今回実現したのです。 戸台川の河原を歩き続け、角兵衛沢出会いから鋸岳へ。 戸台川からは、双子岳がきれいに見えました。甲斐駒ヶ岳に続く稜線です。  予想していた通り、覆いかぶさるような岩壁です。   角兵衛沢から鋸岳を目指しました。写真は、角兵衛沢のガレですが、かなり急登で、１歩足を進めるたびに、ズルズルと足が取られました。  角兵衛沢のコルは、標高２５０５m。ここから鋸岳の第一高点。すなわち山頂を目指します。 行きついた山頂は誰もいない、静かな、けれど下を覗き込むと切り立った山頂でした。  登ることが夢だった鋸岳。行きあったパーティは、二組だけでした。二組とも途中でテント。私は、丹渓山荘近くの河原にテントを張りました。翌日のことを考えて・・。  夕暮れ前の鋸岳、第二高点です。左奥は横岳。戸台川の勢いある水の流れを聴きながら、睡眠に引き込まれました。夢は鋸岳です。 |
21:15, Sunday, Aug 08, 2010 ¦ 固定リンク