「情報」という文字を眺めてみました。 この漢字、いつも何気なく読んだり書いたりしている字ですが、この字に「情(なさけ)」の字が入っていたことに今更ながら気づかされます。
私たちの仕事は、日々数字とデータとの格闘です。でも、その一つ一つの数字やデータの裏には、確かに人の涙や苦労や喜びが深く刻まれているのです。 そう考えてみると、私たちの仕事は、無機質の数字やデータに情を通わせること、そしてそれを文字通りの「情報」、つまり情けに報いるものにすることだとはいえないでしょうか。
地域社会のために働く税理士として、情けに報いるためにも資質の向上が必要です。 本日は、支部特別研修の日です。 一日集中講義を受けるわけですが、頭に汗をかいただけ、数字の裏にあるその人の涙や苦労にさらに近付けると思っています。 地元において、これだけの研修を企画できる支部は数少ないでしょう。充実した一日をお送りください。 |