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「みもとに」と宛名のそばに書かれたKさんからの手紙が、本当に久しぶりに届きました。 高齢ではありますが、周りの人たちに助けられながら、夫を亡くして以来一人で生活しているKさん。 「7月の光の美しい朝は、戸を一杯にあけまして、昔主人が申してきた言葉を思い出しております。」
夫に頼りながら、二人しずかに生活してきたKさんの日々が途絶えて以来、、思い出したようにKさんと連絡をとりながら、1年半が過ぎようとしています。 子供が居ないので、Kさんのために任意後見契約を結ぶことを勧めてきました。頭では理解できるのですが、まだ自分のことは自分で出来るし、判断能力に問題があるわけでないので、Kさんは決心が付きかねていました。しかし判断能力に問題が出た時は、この任意後見契約は締結できなくなります。
この件については、しばらくそっとしておいたのですが、Kさんからの契約のお願いが、手紙にしたためられていました。
いつもKさんから頂く手紙は、心温まるものがあり、またKさんの人生の一部に関わらせていただいているだけに、Kさんの私に対する信頼の気持ちに、逆に支えられていることに気づかされます。 行間に込められたKさんの想いに出来るだけ沿って、これからもKさんを見守っていくつもりです。Kさんとの関わりが、私の宝となっているのですから。 |
04:50, Wednesday, Jul 07, 2010 ¦ 固定リンク
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