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Kさんは、ずっと一人で人生を送ってきた自分の姉の介護をしています。 姉が倒れる3時間前に電話で話したばかりでした。姉を訪ねたら床に倒れていて急遽病院へ。車椅子の生活が出来るほどに回復しましたが、半年後再発し、今では寝たきりの状態になりました。
最初の半年間、言葉は不自由になりましたが、文字盤などを使用しての簡単な会話が出来るようKさんは工夫し、姉を毎日見舞いました。他にも兄弟は居るのですが、一番近くにいる・・ということでKさんが中心になって介護しました。 2度目の発作がおきてからは、姉は施設に入所し、施設で手厚く介護されています。Kさんは、精神的にも肉体的にも疲れきってしまって、今は1週間に1度くらいの割合で姉を訪問しています。Kさんが行くと、姉は目を開けてぼんやりとKさんを見るのですが、自分の弟であることが分からないそうです。
「老老介護とはこういうことなのか・・。体力的にもきつくなってきている自分のほうが先にまいりそうだ。こういう状態で、ずっと姉を看ていかなくてはならないことを考えると、夜も眠れなくなる。」
施設に入所できているから、その点は助かりますが、Kさんにとって、いつまで続くか分からないこの状態を思うと、Kさんの気持ちが分かります。 高齢でも元気な方はたくさん居ますが、いずれは周りの人に介護してもらうようになる・・・、歳を重ねるということはこういうことなのだと、そしていつくるか分からないその時の準備を少しずつしていく必要があること、Kさんの話を聞いて思っています。
モノを持たないのもその一つだと・・。 |
04:59, Tuesday, Jul 06, 2010 ¦ 固定リンク
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