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被後見人のTさんが亡くなりました。84歳と高齢であり、誕生日を迎えた翌日のことでした。 Tさんの後見監督人を引き受けていましたので、任意後見人から報告がありました。
任意後見人は、被後見人が死亡した場合には、その旨を速やかに家庭裁判所へ届け出なければなりません。そして後見監督人に報告するとともに、被後見人の葬儀を執り行います。その後、被後見人の財産等を整理し、相続人に引き渡し、最終報告書を後見監督人に提出します。 後見監督人は、それらの報告書等をチェックし、家庭裁判所へ最終の後見監督事務報告書を提出して終了です。
任意後見人から提出されたTさんの葬儀終了までの後見事務報告書をもとに、後見監督人としての報告書を作成しました。 後見事務報告書には、Tさんの最後の様子が克明に記載され、2〜3度しかお会いしてなかったTさんでしたが、Tさんとの別れの寂しさで胸が一杯になりました。 また他人であるにもかかわらず、Tさんに対しての任意後見人の愛情ある対応にも敬服しています。
Tさんは、入所していた施設の人たちからも大切にされ、最後は静かに眠りました。 Tさんと出会うまでの人生は、あまり詳しくは聞いておりませんが、人生の終末においては幸せだったんだろうと思います。そしてそんなTさんの人生に少しでも関われたことは、自分の人生の小さな財産になったと思っています。
まもなく納骨が行われ、後見監督人としての職務も終了します。やはり寂しいものがあります・・・。
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04:05, Saturday, May 29, 2010 ¦ 固定リンク
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