八ヶ岳の天狗岳(2645.8m)を登ってきました。残雪の八ヶ岳は、昨年5月に登って以来ですが、さすが4月の八ヶ岳は氷の世界でした。 霧氷が太陽に輝きながら春を待つ姿です。
アイゼンが気持ちよくきき、しかし稜線は堅い氷で覆われ、緊張感の持続を強いられました。 目の前に現れた天狗岳。左が東天狗で右が西天狗です。
東天狗岳の登頂は2年前の夏以来で、この季節では初めてですが、氷と岩の世界、風の冷たさ、雪と青空そして周辺の山々が眺められるだけでなく、すべてが待ち構えている感覚になります。
西天狗岳に向かいました。 西天狗岳山頂からは、雪雲に覆われた八ヶ岳主峰の赤岳と阿弥陀岳の姿が眺められました。
この季節に八ヶ岳の山頂に立てた瞬間の喜びは、次の登山への想いが深まります。 八ヶ岳では、峰の松目(2567.3m)以外はすべて登りました。ならば次は・・・と、その瞬間頭をかすめました。 |