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長野市長へ、新年度のご挨拶を兼ねて、税理士会長野支部よりの要望事項に関する意見交換のため訪問させていただきました。
要望事項に、毎年お願いしている「包括外部監査人の税理士登用」がありますが、今回は、本会会長、県連会長、支部長の連名でのお願い文書を提出させていただきました。 包括外部監査人への税理士登用に関し、長野市側も門戸は開いているのですが、ナカナカ実現しないのが現実となっています。任期は1年なのですが、2回の更新までは可能なので、事実上、3年同じ監査人が引き受けています。 今後は、3年が2年での更新打ち切りになり、新しい風が入るようになればいいと願っています。 この件に関しては、一度公認会計士協会や弁護士会と協議してみる必要も有るかと思います。
監査委員への税理士登用も、再度お願いしました。 個人的には、税理士は外部包括監査人よりも監査委員において、その能力が発揮できるのではないかと思っています。 長野市の場合、現在の監査委員は、議員が2名、OBと民間がそれぞれ1名ずつの計4名です。学識経験者として税理士を加えてもらいたいという強い希望があるのですが、その前に立ちはだかるのは条例改正です。 「毎年同じ要望ですね」といわれつつも、要望し続けることが大事だと思っています。 現在長野県の市町村で、税理士が監査委員に就任しているのは11人(市町村)です。
個人の確定申告期にいつも苦労する一つに国民健康保険料等の納付済み金額の把握です。 納税者がしっかりと管理していただくのが原則ですが、納付済証などを紛失してしまうことが多いのです。すると、納税者が市町村に問い合わせをするようになります。 保険は、国民健康保険、後期高齢者医療保険、介護保険と3本柱になっていますから、窓口も3箇所ということになります。長野市側は情報を一本化して、どの窓口に問い合わせがあっても対応できるようにしてくれるそうです。 また納税者から委任を受けている税理士からの問い合わせについては、きちんとしたルール作りをした上でのスムーズな対応をしてもらえるよう要望してきました。 |
14:44, Thursday, Apr 08, 2010 ¦ 固定リンク
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