今年の大河ドラマは「竜馬伝」です。福山正春の演じる坂本竜馬、これからどうなっていくか楽しみです。 昔の大河ドラマの「花神(かしん)」の中で、司馬遼太郎は、竜馬と同時代の吉田松陰にこんな台詞を語らせています。 「長さに関わりなく、どんな人生にも必ず春、夏、秋、冬の四つの季節がある。種蒔きの春、成長の夏、実りの秋、そして熟成の冬。」 竜馬は、32年の短い時間でこの四つの季節を駆け抜け、そして歴史に残る大仕事を成し遂げて天へ帰っていった、ということになるのでしょうね。
今、自分の人生のどの季節を生きているのだろうかと、想いを馳せるのも意味深いものがあります。
昨日の「長野法人会新年賀詞交換会」で、以上のような話をさせていただきました。 「季節は冬」という声があちらこちらから聞こえましたが、冬である「熟成」は、それだけ時間を重ねてきているということなのです。人生に厚みがある・・・ということではないでしょうか。 |