マニュアルがあると、便利な反面、うっかりミスが出てしまうことがあります。特に「おもてなし」という面では、注意が必要ですね。
結構気に入っているホテルのレストランを利用したときのことです。 大切なお客様を接待するためにお連れし、ホテルのフロントにも、重要な接待である旨をお話したうえでのレストランの予約でした。
非日常を思わせる空間に案内され、テーブルに着席したまでは良かったのですが、本日のメニューの説明の際 「スープを○○円でふかひれのスープに変更できます。」 と言われてしまいました。接待役の自分も困りましたが、お客様はもっと困惑していました。
マニュアルどおりの対応だったのでしょう。せっかくの料理も気持ちの上で、ちょっと残念でした。 真の高級とは、そのときのお客様に応じた接客ができる心のこもった「おもてなし」と思っています。 |