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後藤靜香（ごとうせいこう）さんは社会事業の分野で、大いに貢献した人です。とくに点訳奉仕運動の最初の提唱者として、多くの点訳者を育成し日本点字図書館の開設にも貢献しました。
点訳とは、一般の活字で書かれたもの（これを墨字と呼んでいます）を、視覚障害者でも読めるように点字にすることです。
後藤靜香さんは、点訳事業を助成したばかりでなく、自ら点字を覚え、視覚障害者には点字で手紙を書いたといわれています。
多くの人に好まれ、多くの人に引用されている詩を紹介します。
第一歩
十里の旅の第一歩
百里の旅の第一歩
同じ一歩でも覚悟がちがう
三笠山にのぼる第一歩
富士山にのぼる第一歩
同じ一歩でも覚悟がちがう
どこまで行くつもりか
どこまで登るつもりか
目標が
その日その日を支配する
『権威』より
後藤靜香さんの書いた「権威」は、心開かれる珠玉の言葉が載っています。また「楽園」は、エッセイ集です。この２冊が、再販されました。ぜひ手にして欲しい本です。 |
07:21, Sunday, Dec 06, 2009 ¦ 固定リンク
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