20年ほど前に歩いた山を、あえてこの季節に再び歩いてきました。 以前は、10人くらいのパーティで、季節も夏でした。ただ登ったという実績だけが残った山でしたが、今回は既に着雪し、アイゼンが必要でした。しかも新しい熊の足跡がいくつも発見され、それだけでも非常に緊張し、印象深い山となりました。 熊の足跡です。
この山の呼び名が分かりますか?
「ほたかさん」です。 この山の登山コースはいくつかありますが、私は川場キャンプ場からの長いコースを辿りました。この季節、いくら日本百名山とはいえ、出会った登山者は、単独行の人が2人だけ。それぞれ違うコースを歩いてきて、偶然山頂で一緒になりました。
山の木々は樹氷で覆われ、自然の造形美に心洗われ、苦労して歩いてきた甲斐があります。
下山途中振り返ると、武尊山の山頂からここまでのルートがよく分かり、何か熱いものが溢れました。 左のピークが武尊山の山頂です。
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