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全国倒産処理弁護士ネットワーク主催の研修会が開催されました。 「再生か清算かー窮境企業と手続き選択」がテーマです。 この研修会は、長野県税理士会が後援し、12名の税理士が出席しました。開催連絡が遅かったので、会員に情報が充分行き渡らなかったのが残念です。
内容は次の通りです。 (1)長野地方裁判所における倒産事件の現状について (2)長野県中小企業再生支援協議会の活動状況 (3)事業再生入門 (4)パネルディスカッション「窮境企業と再生・倒産手続きの選択」
企業の内容を一番把握しているのは税理士です。企業の方向性を見極めながら、関わっていく必要があります。企業の経営が岐路に立たされたときに、選択する道を示唆する役割もあります。そして具体的に動き出す時、弁護士との協働が必要になってきます。 清算ありきではなく、その手前で再生を目指し、背中を押してあげる役割は大きいものがあります。
パネルディスカッションでも、S弁護士が発言していましたが、「顧問弁護士の立場で事業再生の方向を示唆しても、なかなか経営者の決断がつかない。」の一言は、税理士も多く経験しています。
事業再生のタイミング、その手法、いろいろな観点から、今後弁護士との協働作業は、ますます増えていくと感じています。 |
05:03, Thursday, Oct 08, 2009 ¦ 固定リンク
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