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思い掛けずいただいたプレゼントに、至福の時を過ごすことができました。 N響コンサートです。 朝「招待券があるから」とお声が掛り、その夜は何も予定が入っていなかったこともラッキー。久しぶりのコンサートホールでした。
メンデルスゾーン・序曲「美しいメルジーネの物語」作品32
すごくドラマチックな感じのまた、かわいらしい感じもする曲でした。ドイツに古くから伝わる民話に付けられた曲で、娘ファニーの誕生日に合わせ、この序曲を贈り物として完成したそうです。
メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
おなじみの曲で、たいていの人が耳にしたことがあると思います。 スカイブルーのドレスを身に付けたヴァイオリン奏者の有希・マヌエラ・ヤンケさんの素晴らしい演奏に、しばし現実を忘れます。 特に第2楽章の艶やかさは第3楽章に続く情熱的な旋律とヴァイオリンの、時として奏でるもの悲しさに心が揺れました。
ベートーベン・交響曲第7番イ長調作品92
この曲はリズムを楽しめる曲でしょうか。なじみが深い曲です。 と同時に、指揮者のクリスチャン・ヤルヴィさんの指揮をする姿に喝采でした。指揮台で目いっぱい動きながら、時には力を抜き、かと思うと全身を投げ出すように演奏者の中に溶け込み、こんなに指揮者の動きに注目したのも余りまりません。
こうした時間、もっと聴き続けいたいと感じ入るままに終了しました。余韻は大切に育っています。 |
05:13, Tuesday, Jul 07, 2009 ¦ 固定リンク
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