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雨が来る前に、山一登りできる環境に生活している自分は、なんて幸せなんだろうと思ってます。ささやかな満足感。 ということで、今回は、お手軽に飯綱山を登ってきました。
一の鳥居からは、大勢の人が入るので、静かな山歩きを好む人用の中社コース〜瑪瑙山を歩きました。登山口には2〜3台の車が駐車していましたが誰とも会わず。 実に快適な山登りでした。というのは、例年より少し早い高山植物に出会えたからです。
お勧めは飯綱山頂から瑪瑙山へ縦走するコースです。 途中振り返ると、中社から飯綱山頂へと歩いたルートが良く分かり、歩くことの偉大さに、なんか感激。足元に息づく花々に優しさを覚え、まだ咲き誇っている山桜にも春の名残を感じ、す〜っと気持ちが冴え渡ります。 「散る桜 残る桜も 散る桜」 と詠んだのは良寛です。 改めてその深さを想いながら歩いていると、突然出会ったコバイケソウの群生に息を呑むほど。これは瑪瑙山から中社に向かう途中の杉林の中でのことです。 花はまだでしたが、葉の緑が瑞々しく、「自然の喧騒(杉)の中の静」といった感じでした。
ゆっくり4時間コースです。この4時間に受けた恵みは多く、活力となっていきます。この山登り。顛末は、飯綱山が見える露天風呂に入って、コースをもう一度思い描き終了しました。 |
15:25, Sunday, May 17, 2009 ¦ 固定リンク
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