松尾芭蕉の 「古池や蛙(かわず)飛び込む水の音」 とうい有名な俳句。小学生の子供たちも、知っている俳句です。 この意味を、恥ずかしながら最近知りました。 松尾芭蕉は、人生とはなにか、と問われ、この句で答えたそうです。 人の一生は、古池にかえるが飛び込んだ「ポチャン」という音ほどの短い時間である、という示唆です。
私などは、この俳句の情景が浮かび、そうか・・・と写実的にしか触れていませんでしたが、この「水の音」に深い意味があることを知り、心が開かれた感じです。
その短い一生を、いかに生きるか。 大切なのは、「生きる」と「よく生きる」の違い。 「生きる」は生活のことだけを考えているだけのことであって、「よく生きる」は、生かされていることに感謝しつつ、その恵みに応えるよう献身していくことと思っています。 |