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ドヴォルザークの交響曲第8番は、しばしば「イギリス」と呼ばれています。 それは、この曲の楽譜がロンドンで出版されたというだけのことで、曲の内容には全く関係はありません。 むしろ、交響曲第9番が「新世界」であるのに対して、この曲は「ボヘミヤ」と呼ばれるに相応しいだろう、とある人が言っていました。
その通り・・・この曲は、どこか懐かしい、牧歌的な雰囲気に満たされています。
ドヴォルザークは生前、 「私はいつか鳥のシンフォニーを書きたい」 と言っていたそうですが、その思いがこの曲によく現れていると言われています。
私にとってこの曲は、春の風物です。 春になると、この曲の入ったCDは、しばらくの間通勤中の私の大切な友となります。 子どものころ故郷で、ようやく雪が溶けて待ちわびた春がやってきたときのあの心うき立つような思いとこの曲の響きとがどこかで重なるせいかもしれません。
忙しい確定申告期に、この曲を聴きながら第1楽章、第2楽章、第3楽章と続き、第4楽章でのフィナーレがやがて3月の申告を終了させていきます。 春の喜びと確定申告の終了の喜びをたたえて! 後10日です。 |
12:13, Thursday, Mar 05, 2009 ¦ 固定リンク
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