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地下鉄東西線高田馬場駅の地下通路に、食べるスープの店があります。
食べるスープの店は、ひと頃すごいブームになって、昼時は待つ人が列を作ったこともあります。今も女性には人気がありますが、列を作る・・なんてことはなくなったようです。
それと、一人で食事している人がほとんどです。
私はこうした店が好きです。
食べるスープの店が目につくと引き込まれてしまい、結構あちらこちらにある店に入りました。そんな中で一番味がいいと思っているのが、この高田馬場にある店なのです。
スープは何種類かあり好きなものを選べます。そこにパンかライスを付けてもらい、気が向けばドリンクも。
久し振りに寄ったこの店で、今回食べたのは、レギュラーサイズのボルシチ、ごはん、アイスティーです。９１０円。
ボルシチにはビーフの塊がド〜ンと入っていて、ジャガイモやニンジンも自己主張するように所狭しと、しかし柔らかく微笑んでいました。
デミグラスソースの香りだけで食欲をそそり、上にかけてあるクリームは、更に貴婦人を思わせました。
感激したのは、スープのカップの端にスライスしたレモン一切れが隠れていたのです。姿だけでなく、レモンのさわやかさが、このボルシチのレベルを相当高めていました。
ご飯は・・、とうとこれまた涙が出るくらい嬉しかった。白ゴマが混ぜてあり、ほんのり塩味です。ご飯の焚き具合とゴマと塩のハーモニーは、ハープの音の流れのよう。
ゴマに「これは健康食よ」なんて話しかけられたようで、ご飯もすっかり食べてしまった…なんて言い訳。
９１０円の充実した食事。しばらくハマりそうです。 |
05:28, Thursday, Jan 29, 2009 ¦ 固定リンク
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