「制作」と「製作」。 あるデザイン会社の会議中、役員との会話の中で 「われわれは制作会社であって、製作会社ではない。こうした意識を持って仕事をしなくてはならない。」 という一言がありました。
広辞苑によると「制作」は、「定めつくること。考え定めること。美術作品や映画・放送番組・レコードなどを作ること」とあります。 「製作」は、「ものをつくること」となっています。
創造性と想像性を働かせてつくりあげるのが「制作」でしょう。 デザイン会社の要求される仕事ぶりだと思います。
では、税理士としての仕事は・・というと、結果を積み上げる(製作)だけでなく、一つ定めた目標に沿ってすすめるためにはどの様にしたらよいかを指導できる想像性を発揮して、創造していく(制作)のだと思います。
どんな仕事にも「制作」と「製作」が伴う。気づきのある休日の会議でした。 |