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ニースから西へ鉄道で15分くらいのところに、Cagnes−sur−Mer(カーニュ・シュル・メール)という町があります。 ここにはリュウマチに冒されたルノワールが、最後の10年間を過ごした家があります。このルノワールの家を訪ねました。 ル・コレット(小さな丘)と呼ばれる家の庭には、樹齢数百年というオリーブの木やオレンジの木がたくさん植わっていて、現代に生きる私たちも散歩していると、不思議な空間に安らぎを覚えます。 この庭をモチーフに、ルノワールは何枚かの絵を描いています。 また、ルノワールの家の部屋は、質素ですが日当たりがよく、実に居心地の良い家でした。 アトリエや寝室には、ルノワールが使用した車いすやパレット、マントや杖、そのほか家族も使った家具や遺品が置かれていました。 こうした部屋や作品に注がれる優しげな陽の光が、ルノワールの慰めにもなったのだろうと思います。
しばし現実から離れ、ルノワールの感性にふれる時間を過ごしました。 |
20:57, Monday, Dec 29, 2008 ¦ 固定リンク
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