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五木寛之さんが「人間の関係」という本に書いていますが、自分が鬱々としたときに綴ったノートがあるそうです。
40代後半から50代にかけてだそうですが、その時に「歓びノート」を付けたそうです。一日終わる時一行だけなにか「ありがたい」と感じたことを書くのです。いくつあっても一つだけ。 60代を迎えたときに、また心が沈む状態だったので、今度は「悲しみノート」をつけたそうです。一日のうちで、一番悲しかったことを思い出して、最後の行は「悲しかった」でしめくくたそうです。
70歳を過ぎたころからまた鬱な気分が訪れ「あんがとノート」をつけたそうです。一日に一行「ありがたい」と感じたことをノートに書く。いくつあっても一つだけ。特別に何もない日でも「一日、無事に過ごせて、ありがたい」と書いたそうです。
こうして鬱な気分から抜け出したそうです。
こうした五木さんの経験から、人間の4つの段階をさらに述べています。 子供から少年時代にかけては「おどろく」ことで成長し、やがて「よろこぶ」時代をすごす。ある時期から「かなしむ」ことの大切さに気づき、最後は「ありがとう」という世界を知る・・正直にそう感じてると。
インドの教えからくる人生の四つの時代と重ねりますね。 「学生期(がくしょうき)」は「おどろく」時代で、「家住期(かじゅうき)」は「よろこぶ」時。「林住期(りんじゅうき)」では「かなしむ」大切さを知る時で、「遊行期(ゆうぎょうき)」は「ありがとう」の世界が広がる・・ということ。 毎日を何気なく歩んできた自分がこれから出来ることを意識するいいきっかけになりました。
年末近くになって、読み残していた本を手にとって感じたことです。 |
04:37, Wednesday, Dec 24, 2008 ¦ 固定リンク
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