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高山村にある介護施設を訪問しました。
山に囲まれていながら、清々とする環境にあるこの施設。
デイサービスやリハビリ、特別養護老人ホームになっています。
周りが整備され、それでいて自然を損なうことなく、それこそ「森林浴の癒し」を感じます。
この施設の利用者対象に、「音楽療法」を実施してみるということで、施設と音楽療法の見学を兼ねての訪問でした。
音楽療法は最近注目されてきています。
人は、音楽により慰められ、癒され、心を動かされます。人が音楽を奏でるときには、心の動きと体の動きが伴います。
音楽療法は、このような心と体に生じる動きを利用し、様々な疾病の治療や障害の改善に役立てようとするものです。
高齢者や発達障害・精神障害・機能障害を持つ方から健常者まですべての人が対象となります。多くは、高齢者施設や児童福祉施設で活用されるようですが、医療の現場においても、病院の中での代替医療としての役割があります。
脳障害を起こし植物状態になった友人も、この音楽療法を施すことによって反応が出るようになりました。
さてこの施設で初めて経験した高齢者の方々の感想。
「楽しかった」
「こんなに大きな声で歌ったとこがない」
「また是非やって欲しい」
等々でした。
本当に皆さん、楽しそうに小太鼓をたたいたり、鈴を鳴らしたりして、その姿を見ているだけで私も元気になります。音楽療法は、周りの人の脳も活性化するのです。
そして何より、この施設で働く職員の人たちの笑顔が素晴らしかったのです。
宝物を戴いた一日でした。
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14:57, Friday, Nov 21, 2008 ¦ 固定リンク
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