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長野市西和田に「だるま鮨」という鮨屋があります。
そこのご主人が「だるまさん」に似ているところから店の名前を付けたのか、12年間のお付き合いです。
息子が「この店にはだるまさんが二人いるんだね」と言っていたのを思い出します。
「だるま鮨」は今日が誕生日です。
今日13歳になりました。
ご主人は木曽の出身でおかみさんは宮崎の出身です。長野で店を出す前には、二人で名古屋で修業を積みました。二人の馴れ初めは・・・なんてことも知っているくらい、チョコチョコと足を運んでいます。
そして私が鮨屋さんのカウンターに座って好きなものを注文した初体験もこの店でした。
ご主人の握る鮨は最高です。
小ぶりですが、それがいい。
何の気を使うこともなく、カウンターに腰を下ろしたらゆっくりと時間が流れます。そしてゆっくりと酒をいただきながら、新鮮な刺身が口の中でとろけていきます。
ご主人もおかみさんもお客の好みを知っていて、私が「鮨はいつものね」というと、ウニとトロの握りが出てきます。
その味を知ったのもこの店です。リーズナブルな金額で贅沢を味わえることがとても嬉しいです。
息子が小学校3年生のとき「僕も鮨を握ってみたい」と言い出し、カウンターの中へ入れてもらい、鮨を握らせてもらったことがあります。
「僕もお客さんにお茶を出してあげたい」といって、おかみさんからお茶の入れ方も習いました。
店に最後まで残り「僕も片付けを手伝いたい」といって、食器を運んだこともあります。
今にして思えば、迷惑だったろうに、好奇心の強い息子に根気良く付き合ってくれました。このようなご主人とおかみさんが店をやっています。
「だるま鮨」は今12周年記念をやっています。
いくらでも安心して食べることのできる店です。ぜひ足を運んでほしい店の一つです。 |
05:18, Saturday, Nov 01, 2008 ¦ 固定リンク
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