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税理士会長野支部のK先生からお聞きした話。
K先生は、消費税が導入されたころ、国税局からの派遣で税務署において広報広聴官をしていたそうです。 新しい税の導入でしたから、税務署への問い合わせも多く、とても忙しい毎日を過ごしたそうです。
子供たちから税の標語や作文を募集して、優秀作品を表彰するという事業があります。 これは今でも続いています。 消費税導入当時の、応募してきた標語や作文は、消費税を悪税として扱う内容のものがほとんどだったそうです。 教育現場を通しての応募ですから、学校の先生方もそのように思っていたのだと思います。
教育現場に対して、きちんとした租税教育を実施してきたことにより、今では素晴らしい標語や作文が集まるようになりました。
租税教育に携わる自分も、子供たちの税に対する認識が、終わりに近づくにつれ「大切なもの」「納めるもの」と変わることに驚きます。
この消費税。隠れた効用があったのです。 消費税が導入される前は、子供たちは「税金」というものをよく知らなかった。知っていたとしても、身をもって「税金」を感じることはなかった。しかしこの「消費税」は、こうした子供たちが「税金」の存在を知り、考えるきっかけになったことも事実です。
租税教育で使用するビデオ「マリンとヤマト」も消費税を扱っています。 それだけ身近な税金であり、子供たちが税金に関して考えることに一番分かりやすい税だといえます。
間もなく「税を考える週間」が始ります。 今年はどんな作品が表彰されるか楽しみです。 |
05:13, Friday, Oct 17, 2008 ¦ 固定リンク
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