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親子ふれあい教室
 長野県租税推進協議会主催の「親子ふれあい教室」が松本で開催されました。
 今年で16回目ですが、長野県税理士会では前回から参画させてもらっています。
 83組の親子206人が参加しました。
 長野県各地から5コースに分かれバスで松本市今井体育館へ集合です。

 税金クイズとビデオ上映。それから親子で考えながら、税金で造られている施設のシールを使って町を作ります。
 みんな楽しそうでした。
 
 今年は祖父母と参加した子供たちもいました。親との参加も楽しいでしょうが、祖父母との参加者を見ていると、子供よりも祖父母のほうが一生懸命になっていて微笑ましいものがあります。
 また、昨年と比べると、母親との参加よりも父親との参加が案外多く、これまた嬉しいものがありました。

 松本空港の見学は、昨年は見ることのできなかった飛行機の発着陸を見学できたことが、子供たちにとっても嬉しいかったに違いありません。
 離陸する前は、機体の正面が見学デッキに向いていて、操縦席の様子がよく分かりました。
 離陸するために飛行機が動き出した時は、二人のパイロットが手を振ってくれたので、私も思わず子供たちと一緒になって大きく手を振ってしまいました。

 参加した子供たちは、税金の大切さが理解できたと思います。
 
 最初に
 「税金をはらうのは嫌だ」
 と言っていた子たちが
 「税金て大切なんだ。税金で社会が成り立っているんだ」
 という考えになりました。

 このような形の租税教育は長野県だけです。
 今年も大勢の応募者があり、抽選せざるを得ませんでした。そのくらい人気です。
 楽しみながら税金の大切さを学べることは、机上の勉強よりずっと尊いでしょう。

 この「親子ふれあい教室」の準備は大変です。
 また当日だけでも30人のスタッフを必要とします。しかし16回も続けてこれたということは、それだけに意義のある事業だからです。

 16回ということは16年です。初回に参加した子供たちは、今20代になっています。
 税金のことを正しく理解した立派な大人になってると信じています。
 
19:36, Saturday, Oct 04, 2008 ¦ 固定リンク

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