北京の地下鉄に乗車していて感じたこと。携帯電話を取り出す人がいないということです。すごくマナーがいいのだと感心しました。
地下鉄の「奥林匹克公園駅」から乗車するのに、競技観戦後一度に乗客が押し寄せるのですから、すごい混雑で大変です。 しかし、高齢者・ベビーカーを引く人・障害者は、すんなり乗車できるルートと車両が用意されていて、これも驚きです。特に先頭車両の1/3がこれらの人達用に区切られていて、安心して乗車できるのです。 日本だったらここまでの気遣いができるだろうかと思ってしまいました。 地下鉄料金も、北京市内から2元で行けます。最も今の期間、国が地下鉄料金を一部負担しているそうですが。
食事は、日本人の口によく合います。 何を食べてもおいしく、地元の人たちが普通に行く店では、料金も1人500円〜900円出せば充分です。もちろんアルコール付きです。
北京の住民の1か月の収入は、日本円で80,000円〜150,000円ぐらいだそうです。 中国の義務教育は小学校6年と中学校3年ですが、授業料を支払わなくてはなりません。 小学校の場合は、年間50,000円ぐらいだそうです。日本は小学生1人あたりの年間教育費は約89万円で全額税金で賄ってもらっていますから、中国の人たちは経済的に大変だと、改めて思いました。
北京市民は、多くが家を所有していて、賃貸アパートや賃貸マンションは仕事で北京に来ている人が中心だそうです。 少し前までは、家も何とか手に入れることができましたが、今は1平方メートルあたり500,000円だそうです。 100平方メートルのマンションを購入しようとしたら5000万円。 えっ?と何回も聞きなおしてしまいました。 やっぱり中国も格差社会・・・というのを目の当たりにしました。
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