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北京の街を歩いたり、地下鉄を乗り回していて感じたことがあります。 パラリンピックが開催されていることもあるのかもしれませんが、実に皆さん親切なのです。 たとえば地下鉄に乗っていても、障害者が乗車するとすぐに席を譲ってくれる。 座っている自分の前に障害者がたつと、決して寝たふりもせず座らせてくれます。 障害者が高齢者の前に立った場合には、その隣の人が譲ってくれます。 また、肢体不自由者が乗車した場合には、座席の角のシートを譲ってくれます。
以前から障害者に対するこうした精神が根付いていたのか、パラリンピックのために教育されたのかは分かりません。 体で感じるのは、言われてやっているのでなく、実に当たり前のこととして、自然に感じるのです。 パラリンピックを開催した長野や、最近訪問したバルセロナとは全く違った風を感じています。
長野も、パラリンピック開催中は、少なくとも今よりは障害者への配慮がありました。しかし今は自然体としての障害者への配慮が感じられません。 バルセロナにおいては、障害者を使っての詐欺行為にあいかけたり、バルセロナ市民よりも旅行者の障害者に対する優しさを感じました。 かつて、パラリンピックが開催されたとは思えない都市でした。
北京で3日目を迎えていますが、こうした北京市民の障害者に対する心遣いがパラリンピック終了後も継続していってほしいと思います。 それにしても体で感じるこの心地よさは、一体何でしょう。言葉では表すことのできない「心」を感じるのです。 |
10:51, Wednesday, Sep 10, 2008 ¦ 固定リンク
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