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北京よりNO1
 昨夜遅くに北京に着きました。
 3年前に北京を訪問していますが、空港からしてすっかりきれいに大きくなっていました。
 パラリンピック開催中ということもあるでしょうが、街のイルミネーションがきれいで、洗練されていてびっくりです。

 早朝からオリンピックスタジアムに向かいました。
 競技開始の1時間前にスタンドへ入ろうと2時間前にホテルを出たのですが、汗だくになってスタジアムに到着したのが30分前。
 セキュリティのチェックがたくさんあり、それだけでもかなりの時間を要しました。
 なんと、地下鉄に乗車する前にも荷物検査があります。

 「奥林匹克公園(オリンピック公園)」という地下鉄の駅を降り、人の波に乗って歩いて行くと、やがて見えてきた「国家体育場」・・・あの「鳥の巣」です。
 その上方から見える聖火に胸が熱くなりました。
 逸る気持ちにスタンドに走ると、かなり観戦客で埋まっており、ボランティアの人にあいている席を探してもらいました。競技開始前からかなり盛り上がっており、カメラを通して自分の姿が大スクリーンに映った時は、やっぱり嬉しかった。
 ここに参加しているという気になりました。

 今日の目的は5000メートル男子(T13)です。
 トラックに日本のユニホームを付けた息子の姿を見つけた時は、その逞しさにまた胸がキュンでした。
 結果は予選落ちしましたが、「決してあきらめない」精神で走りぬいたその姿に、明日の1500メートルにかける新たなチャレンジ精神を見た気がします。
 直接親と会うことなく選手村に戻っていきました。
 競技としての結果は出ませんでしたが、自己との戦い・・・「決してあきらめない」という精神は、更に深まったと思っています。

 実に親として教えられることが多いのです。
 
16:00, Tuesday, Sep 09, 2008 ¦ 固定リンク

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