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成年後見制度を利用する人が増えてきています。 今日も法定後見制度を希望する方にお会いしてきました。
夫は寝たきり状態で、意思表示ができません。 妻は78歳の高齢ですが、夫を自宅介護しています。 子供は、娘一人で海外に居住しています。 夫名義の不動産の整理をする必要が生じ、成年後見制度を利用することにしました。 問題は、誰が成年後見人になるか・・・ということです。 長女は海外在中ですので後見人にはなれません。他人にお願いすると、後見人としての報酬付与のこともでて来ますので、結局妻を後見人候補者として申し立てをすることになりました。 後見人を検討する中、今まで歩んできた人生で一番つらかっであろうお話をお聴きしました。
娘が大学在籍中に行ったいろいろな活動のために、一時行方不明になったとき、きっと帰ってくると信じて大学への授業料とアパート代を支払い続けたそうです。 親の子に対する想いに胸が一杯になりました。 今では海外に生活をしながらも、とても両親のことを心配しています。それだけに、ここで成年後見制度を利用し、更に妻は、任意後見制度を利用したら、少しは安心するかと思われます。
成年後見制度は、高齢化社会に対応したいい制度だと思います。まだまだ制度の見直しを必要とする点もありますが、今後のことに不安を持っている方のお手伝いが少しでもできたらと思っています。 そのお手伝いは、手続きのことだけでなく、十分にその方の気持ちをお聴きすることから始めたいと思っています。 |
17:27, Monday, Jul 28, 2008 ¦ 固定リンク
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