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ちょっとお母さん
 日帰り温泉施設を利用します。
 あちらこちらに沢山ありますが、お気に入りは立科町の「権現の湯」です。
 長野からは遠いのですが、登山などの帰りに利用するのが楽しみです。

 こうした施設や温泉のお風呂は、家庭風呂と違って大きくて温まります。
 ジャグジーやジェットが付いていると、それはもう最高!
 疲れが取れます。

 子供たちも大きなお風呂に大喜びで、はしゃぎますね。そう、プールと勘違いして、潜ったり泳いだりするのです。
 問題はその子の親です。
 見て見ぬふりが多い。
 そんな時、私は子供に直接注意することがありますが、その子の親が判れば、親に言うようにしてます。
 まず、親に自覚してもらって、親から子供に注意したほうが良いと思うからです。

 「お母さん、子供さんにきちんと注意したほうが良いですよ。」
 「えっ?ああそうですね。」
 と初めて気が付いたふりをしながら注意します。
 その注意の仕方。
 「○○ちゃん、人がいるから泳いだらだめでしょ。」
 ちょっとお母さん、違うんじゃない?とまた声をかけたくなってしまいます。

 子供たちの行動に関して注意を促す必要があるとき、
 「先生が見ているからやめなさい。」
 「お巡りさんに叱られるからやめなさい。」
 というような注意の仕方をしていませんか?

 これでは子供たちは、繰り返します。
 先生やお巡りさんに分からなければ、やってもいい。分からないようにやっちゃえ!という意識が植え付けられます。
 怖いことです。こうした意識を持った子供が大人になったらどうなる? 
 もっともそのような注意の仕方をする親が、そうした認識の上に今まで生きてきたということです。
 ですから私は、直接子供に注意をするのでなく、なるべく親に言うようにしています。
 
 親の考え方一つで、子供の生き方が違ってくるのです。
 
21:21, Sunday, Jul 27, 2008 ¦ 固定リンク

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