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北八ヶ岳の天狗岳に登ってきました。 日帰りです。
麦草峠から入山し、下山は別ルートで麦草峠に戻りました。 北アルプスと違って、このコースは登山者が余り多くありませんでした。
今回、私は単独行だったのですが、単独行も3〜4人しか行き会いませんでした。しかも男性ばかり。女性はパーティを組んでいました。
いつもは単独行の時は、他の登山者と余り言葉を交わすことがないのですが、今日は、たくさんの会話が弾みました。
麦草峠から天狗岳のコースの途中に、中山峠というところがあります。 そこで出会った男性の一人。 「私は、中山という者ですが、ここは中山峠。ここのように、中山と名のつくところを訪ねて歩き回っています。日本に、中山という山は結構多いし、中山橋、中山公民館なんていうのもあって、写真に写しています。」 と突然話しかけられました。 ここの中山峠には「中山峠」と書かれた立派な標識が立っています。 もちろん、写真を撮って差し上げました。
しばし立ち話をして、爽快な気持ちでお別れしましたが、山での偶然の出会いが心地よいものとして残ります。
70代ぐらいの単独行の男性からは、 「足が軽いですね」 と声をかけられたので、 「どちらからですか?」 とお聞きしたら 「初日は編笠、昨夜は硫黄と縦走してきて、麦草峠へ下山します。もう年だから、これが最後の縦走かと思っています。」 ということでした。 「お元気で」 と手を振りながらすれ違いました。
下山中の7人パーティの人に、 「単独ですか?すごいですね。」 とすれ違うときに声をかけられた時は 「単独だからこうして大勢の方に出会うとほっとします。」 という本音がポロリと出ました。
全て順調に山歩きが出来、まもなく白駒池というところになった時、また先ほどの7人パーティに出会いました。 「ア、先ほど会いましたね。また、ほっとしましたか?」 「え〜えもちろん。偶然ですね。」
今日の山歩きの終点である麦草峠へ戻ったら、網笠から縦走してきた男性に再会しました。 「満足そうな顔をして下りてきましたね。」
山での出会いは、一期一会です。そんな中で偶然にも再開があって、そんな時ちょっと心の琴線に触れることがあります。 お互いに名乗るわけでもありませんが、山での会話は、自分が浄化されるような感じです。
山を登り続ける理由の一つなのかもしれません。
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20:49, Saturday, Jul 26, 2008 ¦ 固定リンク
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