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長野市民病院は、現在指定管理者制度を採っています。 営利企業と違ってその会計や決算書は複雑なものがあります。公企業会計に準ずるからです。 また、協定書によって、指定管理者である長野市保健公社は、収支上プラスになった金額を、減価償却額と減耗損を限度として病院会計に繰り入れることになっています。 しかし実情は、減価償却相当以上のプラスを捻出することが難しく、繰り入れは大変です。 公社側の希望は、繰入限度額の基準を見直し明確にしてほしいというところにあります。 なぜなら、せっかく収支がプラスになっても、今のところ全額繰入対象になってしまうからです。
「これでは職員のモチベーションも低下してしまう。」という発言がありました。 この発言に対し、「職員には約束どおりの給料を支払っているのだから、モチベーションが低下するわけがない。なぜ低下するのか説明してほしい。」という意見が出ました。
経営論について論議するつもりはありませんが、余りにも割り切りすぎた考え方に、ちょっと切ない気がしました。 また、「市民病院の職員には約束通りの給料を支給しているのだから、問題ないではないか。」という基準で測られているのかと思うと、寂しい気がします。
仕事とは創造だと思います。 この創造性がないと、その人の思い入れのある仕事は出来ないのではないでしょうか。 創造性は、経営者と共に想像しながら形にしていくものだと思います。 それは約束通りの給料以上の働きになり、その人の喜びとなるものです。 喜びは、結果はどうあれ後悔しない仕事に繋がります。 しかし「約束通りの給料」は、「給料相当の仕事だけをこなしていればいい。」と宣言されてしまった気がするのです。 素晴らしい医療には、創造性と心が伴うことが必須です。 そこを、市民病院経営委員として配慮するべきだと、私は思います。 |
21:06, Friday, Jul 25, 2008 ¦ 固定リンク
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