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可能性の人
 人間は、一生懸命にやればやるほど、その実績を認めてもらいたいという気持ちになります。
 何事も前向きに、その人のために取り組むということはいいことなのですが、見返りを求めてしまったら、それは無になってしまうかも知れません。

 働くことに対しての労働の対価を要求することは当然です。
 しかしその労働ということに対し
 「自分はこんなに一生懸命にやっているのに誰も分かってくれない。」
 と思い込んでしまったら、何も手に付かなくなるでしょう。

 基準は、やはり「その人のために」・・・ではなくて「自分のために」が大切だと思います。
 自分がやりたくてやっているんだから・・・ということです。

 つまり「求めない」かな。

 そうした積み重ねが、その人の味わい深い生き方になって行くのだと信じています。

 本当の優秀な人というのは、周りの評価よりも自分のできる可能性に黙々と立ち向かっていく人だと、私は密かに思っています。
 そういった人が、身近にいるのです。
 
18:48, Wednesday, Jul 16, 2008 ¦ 固定リンク

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