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長野税務署にKさんという方がいます。 女性で、法人部門の統括です。
私は長野県税理士会の広報部長を務めていますが、K さんとは、昨年の今頃まで一緒に租税教育などを担当させていただきました。 大変優秀な女性で、またバランス感覚があり、税務署だけでなく税理士会でもマドンナといわれる存在の方です。 それだけではありません。 私が税務署の法人部門に顔を出すと、いつも統括席から手を振ってくれたり、話しかけてくれたりしてくださいました。 税理士での立場でも、税務署はなんとなく敷居が高かったのですが、Kさんのおかげで気持ちが開放されていました。
今頃というのは、国税関係の移動の時期なのです。 Kさんは、前回の移動で法人部門の統括になり、今回の移動で国税局へ行くことになりました。
栄転です。
長野税務署の中でも数少ない女性が管理職になり、大変なこともあったかと思います。 しかし、同じ女性として活躍するKさんの姿にいつも勇気付けられていましたし、前回も今回の移動も能力ある女性の登用が形になる時代を迎えたことを、大変嬉しく思います。 税務署長も、Kさんの存在と能力を認め、発言できる場を設けてくださったそうです。 トップの立場の人が、受け入れ育てる意識がないと、組織の中で活躍しようとしても、やはり女性は限界があります。税務署長の人格に敬服します。
税理士会においても、女性税理士が増えつつあります。 優秀な人材がどんどん出てきています。 税務署の中でKさんのように能力を発揮できる場が内部で受入れられ、更にステップアップできる環境になりつつあるように、税理士会という組織がもう少し開放されることを願います。
Kさんの人生が、私にとって大きな勇気になっており、ガラスの部屋に風穴を開けるきっかけになっています。 |
05:12, Thursday, Jul 10, 2008 ¦ 固定リンク
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