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夫婦が何らかの理由で分かれることになったとき、二人の間に未成年者がいれば、その者の親権者を誰にするか決めなくてはなりません。 この場合、母親が親権者となるケースが多いようです。 当然に養育費のことも決めなくてはなりません。 養育費は、未成年者を監護養育するための費用を父母二人が共同して負担するものです。 必ず50%ずつというわけではありませんが共同負担です。 それと、未成年者のためのものであって、親権者となった方の親の生活費を補填するものではありません。 そこを勘違いしてしまうと、要求するほうは多額に、支払うほうは、払いたくないということになってしまいます。
また、子供たちには惨めな生活をさせたくないから・・・ということで、多額の養育費を請求するケースが時々見受けられます。 義務者(養育費を支払う義務のある人)に要求された額を支払う能力がある場合はいいですが、通常はなかなか支払い続けることは大変です。 また親権者になった側は「養育費を支払ってくれないなら、子供に逢わせない」といったことをいう場合がありますが、これもちょっと違います。
いろいろな場面に立ち会いますが、夫婦二人の都合で家族関係を解消することになっても、親と子の関係は切れるはずがなく、このような場合に一番傷つくのが子供です。 子供には、どんな状況になっても分かれて生活する片方の親のことを絶対に悪く言ってはいけません。
養育費の取り決めについても、面接交渉(子供と親が会うこと)もその子のことを中心に、その子にとって一番いい方法に重点を置き決めていってほしいものです。
最近であった絵本「ココ、きみのせいじゃない」はこうした環境にある父母と子供のための本です。 今こうしたことに直面している人には、ぜひ手にとってほしい絵本です。 It' Not Your Fauit , Koko Bear
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06:16, Thursday, Jun 26, 2008 ¦ 固定リンク
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