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バルセロナから日本への帰国の際、フランクフルトでトランジットを行ないました。 成田行の出発時間まで3時間弱ありましたので、「これはドイツビールとソーセージを食べなくては!!!」と張り切りました。
ドイツはこれで3回目ですが、今回も含めて全てトランジットでの利用です。 初めてのトランジットは、アフリカのスーダンから帰国するときでした。 スーダンから日本へ留学するための二人の青年を連れてきたのですが、フランクフルトで一泊しなければならないトランジットでした。 彼らは、そのためのビザも用意してあったのですが、どうしてもドイツへの入国が認められませんでした。理由は、「不法就労が多いから」との事です。 ビザも用意してあり、日本へ留学するための移動であることを説明しても受入れられず、二人の青年は、空港内のラウンジで一晩過ごすことになりました。 そのとき以来、私はドイツが嫌いになりました。
ですから今回も、フランクフルトでの3時間は気の重いものがありました。 しかし、ドイツビールとソーセージを注文するときに対応してくれたドイツ青年は、とても明るくビールとソーセージについても丁寧な説明をしてくれました。 たった5分にも満たない会話でしたが、このドイツ青年との会話で、今までのドイツに対するイメージがすっかり変わり、海外での旅行の締めくくりとしてもフレンドリーな交流が出来たことで、いい思いで帰国することが出来ました。
まもなく洞爺湖サミットが開催されます。 このサミットに便乗して、観光を売り出しているようです。世界各地からの視察も多いそうです。 現地では、英語で対応できるよう特訓をしているそうですが、もてなしの心が一番大切だと思います。 バルセロナで感じたのは、会話はあっても必要以上のことは聞かない、言わせないという雰囲気でした。 フランクフルトでは、ひとつの質問に対しても、言葉を変え、ジョークを交え二つ三つと会話を弾ませます。 旅行客を、実に楽しくさせるんです。 もてなしの心とは、こういったものではないでしょうか。
スペインやアンドラでは、たくさんの世界遺産にも出会いましたが、なぜか、フランクフルトでの3時間が心に残りました。 ドイツ人のあの青年が、すごいハンサムだったからかもしれませんが・・・。 |
23:33, Tuesday, Jun 17, 2008 ¦ 固定リンク
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