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2000メートル級の山にも花の季節がやってきました。 ほとんど目に留まることもなく咲いている山の花たちに会いに行ってきました。
長野市民の山として親しまれている飯綱山も素敵ですが、飯綱山よりずっと人が少ない黒姫山の花々と会話してきました。 今回の黒姫山のコースは、古池から西登山道コース。歩く人が少なく、きついコースですが、たくさんの花に出会えるからです。
西登山道は花の宝庫で、気をつけないと登山道にまで咲いている花を踏みつけてしまうそうになるほど、たくさんです。 途中からは雪に覆われていて、山には、冬と春と初夏とが同居していました。
出会った花々も、早春から夏の花まで。 水芭蕉、たかね桜、エンレイソウ、白花エンレイソウ、マイズルソウ、タケシマラン、イワカガミ、ヒメイチゲ、ミツバオオレン、ヒメアオキ、ユキザサ、チゴユリ、クルマバソウ、ズダヤクシュ、ベニバハイチヤクソウ、ツクバネソウ、サンカヨウ、ズミ、ニリンソウ、ミツガシワ、リュウキンカ、ツルシキミ・・・。
山に入ると、風と樹と花とそして土と一体になって時間がゆっくりと過ぎていきます。 ある人は「山へたまった澱を捨てに行く」といっていました。 また別の人は「山へ垢を落としに行く」とも。 私は山の花に会いにいき、非日常的な時間と出来事に触れ合う楽しみを求めています。
ちょっと残念だったのは、七つ池から乗越を経由して小泉山道へ入るルートが雪でまったく分からず、別ルートをとったことでした。一日に歩いた歩数は、30,000歩です。
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05:47, Monday, Jun 02, 2008 ¦ 固定リンク
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